日本一ソフトウェア(3851)


明日(6/13)にJASDAQ市場上場の(株)日本一ソフトウェア(3851)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。

また、本日上場のカービュー(2155)の上場初日分析を会員サイト内で公開しております。是非、ご参考ください。


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(株)日本一ソフトウェア (3851)
銘柄(株)日本一ソフトウェア
市場JASDAQ市場
上場日6/13
公募価格180,000円
連結PER(なければ単独)17.91倍
主幹事証券大和証券SMBC
公募売り出し総額6.4億円
時価総額37.8億円
初値予想レンジ23万円〜25万円
需給度合い(S〜D 5段階)
注目度(S〜C 4段階)
ブックビルディング参加推奨度(5段階)★★★
短期ディーリング参加妙味度(5段階)★★
中長期保有妙味度(5段階)
<コメント
家庭用ゲームソフトの企画・開発および販売事業が主な事業内容。コンシューマ事業・モバイル事業・その他の事業の3事業を展開している。
コンシューマ事業:主にPS2PSP向けに、ゲームソフトの企画・開発・販売を行う。ゲームソフトの企画・開発は当社にて行い、製品の生産に関しては株式会社ソニーコンピュータエンタテインメントに委託している。また、自社製作のゲームソフトの販売だけでなく、他のゲームソフトメーカーが開発し当社グループが販売許諾を受けたものや、他のゲームソフトメーカーに開発を委託したゲームソフトの販売も行っている。
モバイル事業:携帯電話用コンテンツ(携帯電話用アプリゲーム、待ち受け画面、着信メロディ等)の開発・配信を行っている。現在、エヌ・ティ・ティ・ドコモKDDI、シフトバンクモバイルの3社の携帯電話事業者にコンテンツ提供をしている。
その他の事業:業務用ゲーム機器の企画・開発・販売及び当社で開発したゲームソフトの関連グッズの販売を行う。
前期中間期での売上構成比は、コンシューマ事業:88.4%、モバイル事業:7.8%、その他の事業:3.8%となっている。(※参考:前々期(2006年3月期)売上構成比は、コンシューマ事業:95%、モバイル事業:4%、その他の事業:1%)
前期連結(見込み)売上高:18.4億円(15.8%増)。経常利益:3.6億円(29%増)となっている。
コンシューマ事業が大きな割合を占めていることもあり、ゲームソフトの発売期に売上が偏る傾向にある。特に主要ソフトの発売期が第4四半期となる傾向が強く、発売が翌期に持ち越されてしまった場合には、売上が大きく落ち込む可能性も考えられる。ただ、米国子会社の売上が順調に推移していることはプラス材料。前期中間期時点で7.8億円を達成しており、前期の増収増益にも大きく貢献する結果となった。
今期連結(予想)売上高:22.7億円。経常利益:4.5億円を見込んでいる。


<投資戦略>
ゲームソフト会社としては割安といえそうだが、任天堂に遅れをとるPS向けというところがネックとなりそう。また直近上場のNTTDIM(3850)やカービュー(2155)が本日急落していることもネガティブ材料になりそうだ。最大の好材料は調達資金の少なさだが、それだけで上昇が続くほどIPOの投資熱は高くないと推測する。よって今回は見送りが賢明と思われる。



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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。