データリンクス(株)(2145)

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データリンクス(株) (2145)
銘柄データリンクス(株)
市場JASDAQ市場
上場日4/6
公募価格160,000円
連結PER(なければ単独)15.71倍
主幹事証券野村証券
公募売り出し総額4.1億円
時価総額34.1億円
初値予想レンジ25万円〜30万円
需給度合い(S〜D 5段階)S
注目度(S〜C 4段階)B
短期ディーリング参加妙味度(5段階)★★★
中長期保有妙味度(5段階)★★
コメント
企業の経営基盤となる基幹業務のシステム構築を、自社の一環体制(システム企画から設計・製造・開発・運用・保守まで)にて行っている。1998年4月にNTTデータ、2001年4月にデータ通信システム(現DTS)と資本提携し、①システムソリューションサービス事業②BPOサービス(業務の外部委託)事業の2部門がある。2006年3月期売上高:68.7億円(27%増)。経常利益:3.6億円(50%増)。今期2006年9月中間期、売上高は39.5億円と好調を維持しているが、経常利益に関しては1.7億円と少々前期は少なめ。通期では、20%以上の増収増益を予定している。売上高は、NTTグループ向けが70%を占めており依存度が高い。NTTのFTTH光ファイバーによる家庭向けのデータ通信サービス)推進事業の恩恵を受ける形で業績を伸ばしているため、現在依存度の高さがメリットになっているものの、今後NTTのFTTH関連への投資が一巡すれば、成長鈍化のリスクも伴いそうだ。
投資戦略
足元の業績は好調なため、ファンダメンタルズ面から考えても公募価格の16万円は割安で25万円程度の株価までは許容できそうだ。ただ、現在直近IPO銘柄の投資熱が高まっており、初値はオーバーシュートすることが予想される。ただ、値付け方式が人気薄のマーケットメイク方式なためそこは割り引いて考える必要がありそうで30万円前後が初値の攻防線になりそうだ。ここ最近、大日光エンジ(6635)、ソリントンシステム(3040)とマーケットメイク銘柄の上場後の不振が目立つためディーリングに参加しづらいものの、以前とは明らかにIPOセカンダリー投資熱が高いため違った結果になる可能性もあろう。次のIPOとなるエイチアイ(3846)もマーケットメイク銘柄であり、その動向を占う上でも同銘柄の動向はその試金石となりそうだ。ディーリングに参加するならば、株価が上昇してきた状態での投資は控えたい。方向性が出る前の初値示現時に25万円までと値段の上限を決めて初値近辺で投資しその後の方向性の出たところで利益確定、ロスカットの判断を行うか、初値を下回ってロスカットに拍車がかかるところで買いチャレンジをしてみたい。後者の方に分があるとみているが、いずれにしろ終値が初値を下回る場合はロスカットは厳密に行いたい。また、予想しづらいマーケットメイク銘柄のため今回は次回のマーケットメイク銘柄の参考にする意味でディーリング見送りも賢明と考える。



レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。


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